今更「打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか」感想

ガラケーからメール投稿出来なくなってしばらく放置しました。

今さらdvdレンタルして(二人で見る予定のサマーウオーズ放映見逃してそれもレンタル)世間評判と反して悪くなかった。世界観や考察よりも

 

「刹那」感が好き、共感した。

主題歌歌詞にも「夜が続いて欲しかった」ってあって、

私も今のような毎日の連続した生活じゃなくて、凄く幸せでその瞬間が続いて欲しかったときががあったから。

 

今もささやかで穏やかな日常ではあるけど、

そうじゃなくて刹那…その瞬間さえよければいいみたいな境界例っぽい刹那的幸福しか知らなかったからかもしれない。今なら明日予定がなくてもお風呂入って歯磨きして寝るって現実を考えるし実行するけど(年齢もあって疲れ溜まるし寝たいし)でもこんな風に思った私の17~23歳くらいの時はそうは思わなかった。

 

 

普段が空虚でからっぽで何もないからこそこの瞬間楽しければいい、後のことなんかどうでもいい。また空虚に戻るなら刹那を生きたいと。

なずなはメンヘラっぽいって感想見たけど確かにあれは誰でもいいから私を助けて的なものを感じる。典道を好きなわけではなく。家庭環境からくる不安定さなんだろうけど。母親も再婚相手もボーダーとその周辺っぽい感じがあるし。

 

いやーでもわかる。今なら絶対やらかさないけど今日だけは一緒にいたいとか。離れたくないとかその感じ。

 

そういう意味では最近放映されて洗い物と洗濯やってて後半しか見てない君の名はより惹かれたし面白かったかな。ストーリーじゃなくてキャラクターじゃなくて刹那感に。

今は夏祭りから返ったらシャワー浴びて歯磨きして洗濯して寝なきゃだけどそうじゃなくて、その夜が続いて欲しかったんだよね。楽しい時が自分の現実から掛け離れ過ぎてたから夢のように醒めないで欲しかったというか。