続・商いは飽きないのか?新自由主義・大量消費社会の『60億総商い化世界』

『で、何が問題なの?』とおっしゃるかもしれませんが。
私含む貧困層は必然的に選択肢があるようで実質一択しかないんです。

例えば、大学の経済学部へ行きたい高校生がいたとします。貧しいので今現在はアルバイト生活で高校生なのに生活費を家にいれています。選択肢は一発就職かアルバイト掛け持ちです。大卒のほうが給料良いのは分かってても『いまここ』を乗り切らざるをえないため貧困層のほうがお金がかかるんです。
仮に学費無料の自治医大防衛医大に入れる頭があっても家族の生活費はかかる訳でして。


炭水化物は栄養が偏りますが、安価で量が多くてお腹を満たせるのは炭水化物くらいしかありません。それで身体を壊せば医療費も嵩みます。貧困層のほうがお金がかかるんです。

服も長持ちしそうなものは今は高価な物しかなく、ファストファッションしか選択肢がありません。頑張って手入れしても2年くらいしか着れないため、やはりずっと安いものを買い換え続ける貧困層のほうがお金がかかるんです。
[私みたいなドケチ強者はバイト先で自費購入ワイシャツをGUで済ませ5年以上着てますが。]

私個人は努力しなくてもそこそこ暮らせ、頑張った人は報われてより満足するような社会がいいです。

労働者さえ使い捨ての今の社会では頑張った報いが過労死・うつ・リストラ・自死・遠回し肩たたきを承諾して自主退職くらいしか選べません。選択肢は5個あっても、これは選べるとは言えないのではないでしょうかね。

『はぁ〜政治家にでもなるかなぁ。社会を良くするためという建前と何でも経費で落とせ政務活動費が貰える本音で』と思っても選挙資金がなければ基本的に当選出来ません。ニートから市議会議員になった人もいるそうですが、全員が当選できる訳ではないのです。

これはもう『生かさず殺さず』じゃなく、『生地獄社会』です。もうこれでは極楽浄土くらいしか幸せがありません。
貧困層は○ぬまで働くか、今すぐ○ねってことですね、わかります。