不妊の人が増える理由ってやっぱり多産多死社会じゃないのも関係あると思う。

私の大正後期生まれの祖父(享年77)は12人兄弟の長男だったひとです。
同じ世代の祖母は比較的裕福な育ちで4人兄弟だったそう。
つまりこの世代か次の世代から避妊と子供の数コントロールが当たり前になります。たった百年もしない前くらいから。

祖父の兄弟は成人するまで生き残ったのはたしか9人でそっから長生き(最低50)したのは7人。昔なので生き残れた子は生命力免疫力や運まで兼ね備えた本当の少数精鋭です。
じーちゃんも乗ってた船が壊れなかったら戦地にいって死んでただろうたし、ほんまにぐうぜんたまたまや。(エセ関西弁)

今の時代のほうが少数精鋭と勘違いしがちですが、
確かに学力またはiq、教育費の意味では少数精鋭だと思われますが、生命力免疫力や運の少数精鋭は多産多死社会には敵いません。

このじーちゃんの兄弟の中には想像ですが生イナゴ食してたり生サツマイモ食べて赤痢にかかったりしても何故かヒョウヒョウと生きてる運と生命力と免疫力の持ち主なわけです、はい。生イナゴ丸飲みは目撃したから事実ですが。

これが医療が発達し生まれてきた子はほとんど成人まで生き残れる社会だと生命力免疫力や運のふるいにかけられてないわけです、はい。
いくら知能指数だけ優れてても生物としては優れてるとは言えない弱い子が生き残れちゃうわけさ。そりゃ不妊も増えるさ。

さてここで質問です、IQが高い少数精鋭と生命力免疫力や運の少数精鋭、生殖能力が高いのはどちらでしょうか。高IQじゃなくても後者だと思うかたが多いのではないでしょうか。関連性から考えても、特に考えなくても異論ないと思います。

またよく人間も生物の一種だから子どもがいない夫婦や独身は産廃みたいなことをいうひとがいます、この理論でいえば当然子沢山DQNが尊敬されなければいけないのに2人までであわよくば1姫2太郎をもうけた夫婦以外も産廃扱いされかねない勢いです。
(ちなみに一姫二太郎とは一人目が女の子で2人目が男の子って意味らしく、女の子ひとりに男の子ふたりって意味じゃなかったとです。紛らわしいんじゃボケ)

全く筋が通ってなくて納得しかねる理論です。ぶっちゃけ生物としての繁殖活動として昔ながらの方法で生物として優れているのはDQNさん達です。
おそらくこの人たちは出来婚で不妊治療なんかしてないのは生物として繁殖能力や免疫力や運が優れているのは間違いないからでしょう。
人間としてはIQが低そうとされ勝手に馬鹿にされてますが犬猫からしたら『人間って生殖能力が低い個体が生殖能力が高い個体を馬鹿にするなんて自分の立ち位置や能力も客観視出来ない馬鹿なおさるさんやな』と思われてる可能性も否めません。
(ちなみに私は子供いらないので作らない派で、子沢山を自画自賛してるわけではありません。もしかしたら不妊なのかもしれないけど検査してないからわかりません。
ただ生物として優れてるのはおそらく20歳前後の出産適齢期に出来婚してるDQNさん達です、一方的に馬鹿にしてるひとのほうが優れてるなんて認めない人が多いでしょうけど。
20歳前後で生むほうが30過ぎて生むより障害も少なく倖田來未さんのおっしゃったことは言い方が悪いだけで内容が全て間違いとまではいえないわけです。)


確かに頭が良ければ優れた不妊治療などで子をもうけられるかもしれません、でもどんなに頭が良くても確実に治療が成功するわけじゃない。そもそも人間が完璧な生き物じゃないわけだから。


生物として云々と生まない女性に攻撃的な皆さんは勿論不妊治療せずに1姫2太郎なんだろうと思いますけど。
生物として云々いうなら何で子沢山DQNを誉め称えないんだろう、あっちのほうが生殖能力、免疫生命力、運共に優れてそうなのに…。

結局叩きたいだけなんだろうなぁ…

ちなみに不妊を下に見るつもりも子沢山出来婚を推奨するつもりもありません。ただ結局2人までで出来れば一姫二太郎以外認めないって意味がわからないです。一太郎二姫もだめなの?マジ意味わからない。