シロクマ先生のボダ予後見解について思ったこと

シロクマ先生のボダじゃないボダがいるのは分かるが予後は前向き過ぎる気がした。シロクマ先生が明るめだからかもしれないが。

心理社会的機能が回復するのはたしかBPD全体のたった2割、
2割は殺されたり事故や病気や自殺で早く死に、

残り6割の上手くいかない対人関係から引きこもり診断基準は満たさなくなった意味では治ったが…
治るのは診断基準を満たさなくなった時ではなく、そこそこ家庭含む社会で上手くやってけるようになったときと。

母方祖母は整形外科に自転車で通えるほど健康体で友達も沢山いて葬儀の時には泣いてくれる人までいた。
近所や地域社会の評判はすこぶる良く他人にはいい人だった。農地貸して宅地にされて逃げられて税金だけ上がっても文句言わない人だったのです。
逢ったことないけど母方祖父も他人にやたら親切な世話焼き型共依存症(境界例傾向)だったみたいです。

だけど家のなかでは自分の意見が絶対でさ、
伯母は何も言えないから手足が動かなくなったり、仕事いこうとしたら知らない町にいたりして定年2年前に早期退職
統合失調症と診断された従妹が死のうとして放火した時に祖母が焼死。享年83。(祖母の激しい感情表出が従妹を悪化させたような面もあると思う。亡くなる1ヶ月前にあったけど祖母キツかった)

境界例は長生きしても老衰で安らかに…とか病気で病院のベッドで親族一同に囲まれてってことはないのかもしれない。それとも祖母はボダっぽい人だったの?

シロクマ先生が外来で中高年ボダ見ないって書いてたのは、予後はいいわけではなく多分私や従姉一家のように娘とかが対応してるからです。若い時に医療にかかれなかった境界例はそのまま精神科診察室にはこないんです。

もう年齢が高くて自傷他害がない境界例だと家族が精神科に連れて行けないのです。びくびくしながら感情麻痺で顔色うかがってる状態で。

統合失調症とされてる従妹は解離性障害か対人障害のない精神病水準BPDだと私は思っています。血族に統合失調症はいない初出なので可能性は低いです。
もう今から分かっても仕方ないのかもしれないし統合失調症かもしれないけど、
ニコニコ気を遣っていて統合失調症にある嫌な感じの何とか感がなかった。
彼女が最後に飲んでた薬も1錠だけのようで、自分は働けないし邪魔だと思って死のうとしたようなのでした…。
そして祖母は境界例だったのか、ボダっぽい予後は良くない人だったのかわからない。