アドラー心理学の問題点その5くらい

私が一昨年くらいによんだアドラーの弟子ウルフの「どうしたら幸せになれるか」みたいな本はその昔、世界中でベストセラーになったらしいが

世の中は今のようになっている。つまり皆実行してはいないというかそもそも出来ないし、皆がこれを読んでくれたらみたいな感じで他力本願に走った気がする。

しかも某嫌われる岸見著者は精神科医でも臨床心理師でもないのに著書内でパニック障害神経症に関する間違えた記述をしている。日本精神医会みたいなとこから抗議こないのだろうか。

著者はアドラー系カウンセラー資格しかないようで間違えも仕方ないかもしれないが、ちょっと調べてから書こうよ…。何で物書きって専門外で自爆する人が多いんだろう。

しかもアドラーが生きてた時代はパニック障害の患者そんなに診てないだろうし著者は臨床経験ほとんどないから完治までは診てないだろうに。まさか精神科勤務時代に患者にアドラー押し付けてないよね…。

著者がこんなふうだから読者(という名の信者)も境界例にも負けず劣らずの攻撃的感想を公開してた人もいるし、頼まれたわけでもないのに宗教みたいに普及活動している。

というか著者は哲学が専門なのでは。哲学って答えのない学問なはずなのに著者の答えはアドラーで、それを世に広めることなのだろうか。

というか哲学なら私は中島義道さんとかが好みなんだが。好き嫌いハッキリわかれるだろうけど。

で、アドラー心理学フロイトユングと同じく古典であり、
フロイトはオカルトでもとりあえず無意識を発見したわけで、ユングは患者と寝たのしか知らんしそんな禁忌を犯した治療者は知らんし、

アドラーも「てぶくろをかいに」とか「赤ずきん」みたいな感じでお話として読むなら別にいいんだよ。実用は無理じゃね?自己啓発の類いで人が変わるなら何で毎年毎年大量の自己啓発本自己啓発洗脳セミナーが行われてんの?

てか、正統派精神療法をさしおいて直ぐ効果があるわけないじゃん…。読んで一時的に感動するけど他人からみると変わってないのにアドラー勧める人を大量発生させただけでは。


断言するアドラー読んで一時的に酔うくらいなら、部屋の掃除や近所の散歩でもしてたほうがよほどいい。先に身体動かせばアドラー読まなくてもやる気が後からついてくるのに…(弁証法的行動療法)