精神医療にまつわるはなし1

まず、精神医療については全否定派の言うことは信用出来ない【本だと精神医療ダークサイド・心の病の流行と精神科治療薬の真実共にジャーナリストが著者】

心の病の流行と〜のほうに製薬会社から資金提供を受けてない研究者が『良くなる素質がある患者が薬をやめただけです』これこの本の唯一の真実。私が2年間ほど一時的にそうだったから。

患者で被害者意識が強く精神医療全否定してる人は治りにくいと思う。被害妄想でなく、被害者意識は統合失調症に限らない。
安西ひろこ氏がTVでパニック障害告白すると、幻覚は出ないからパニック障害が誤解されるからやめてとか、新型うつとメランコリーうつを一緒にされたくないだの(っていう人は新型うつか自己愛PDに伴う抑うつ状態かと)
そもそも病前から他人の悪い部分に焦点が当たりすぎる性格傾向で、治る見通しが立ちにくい。被害者意識が強すぎるから病んだのかの相関関係や因果関係は不明で、卵が先か鶏が先かわからないが…。

私も薬に対してだけ不信感は強い時期から薬を止めたが精神科のことは頭から排除して生活してた。

そしてこういう人はダブスタで自分の病だけ特別視し統失だけは一生投薬とかいう。アメリカ精神医学のトーマスインセル統合失調症の長期維持療法は回復の役に立たないからやめるよういっててデータもあるのにスルーだったり。(ただ統失でも全く薬不要と宣う奴も危険極まりない)ヒーリー精神科治療薬ガイドにも統合失調症で一生投薬と悪い時だけ投薬でも精神面は大差ないと書いてあった。
私も境界だが継続服用のデメリットを考え必要なときのみ抗精神薬を処方してもらうことにした


極端な思考は社会で適応が難しくて病み精神科かかるのに、唯一専門家の医師を自ら敵に回してしまうと病名に限らず回復は茨の道のような気がする。
程々・中間・多面的なものの見方が出来た時が病名に関わらず治るときだと思う。

あと基本的に社会に理解して欲しい正しい知識が広まればいいは本当に逆効果になる。ほとんどの人間は理解する側として生きているから自ら敵を増やすだけなのだ。
病気を盾に許してくれってことかよと捉えられやすい、今の社会は。健常者だっていっぱいいっぱいな状況で何とか生きてるひとが大多数で、軽度のものも含めた身体疾患すら抱えてない人がいないなか、

『私たちの病は誤解されている…実はああでこうで…正しく理解してこのように接して欲しい』本来自分が変わるところを相手に変わることを求めるからどんどん偏見は強くなり、誤解は深まってしまう。

障害や健常者は関係なく理解して欲しい側が先に相手を理解しないといけないのは当たり前だ。精神疾患でも健常者でもただの人間で、健常者は全て何でも出来るパーフェクトヒューマンではない。

健常者だって精神疾患発達障害と同じく時に涙し、悲しみ、誤解されながら偏見を持たれながら生きてるだけだ。

健常者側に変わることを求めれば求めるほど精神疾患発達障害への理解はより難しく困難になる。既になっているんだが。