3歳児神話を考える…専業兼業争いに終止符を打ちたい個別事例編と子の気質

パート1・2共に私の身近な個別事例の他にデータとして
【産みの実母でなくとも構わないこと・情緒が安定してさえいれば知的障害の実親でない他人でも構わないこと・頻繁に養育者が変わるのは極力避けたほうがよいこと】等がわかっています。私が見たデータで統計的母数は足りない人数かもしれませんがね。無意味ではないでしょう。

ここで専業兼業議論は本当に無駄です。重要なのはそこでもないので。まぁ人格が同じく優れてたら若干専業有利かもしれませんが、子の気質とピッタリ合うとも限らず独立心の高い子だとベッタリママに疲れる可能性もあるわけでして…難しいとこですね。自身の依存心が高いのに無自覚な親もいますし。


また子供自身の性格(個体差)にもよります。育てやすい子と育てにくい子もいます。
多分不満ばかり目につき自己中心的な性格の子なら専業の母親でも兼業の母親でも、あれしてくれなかったこれしてくれなかった、(具体的には専業母がいても大学好きなとこいけなかったとか、兼業母がいても寂しかったとか境界例的なクレナイ族、気質に比べたら安易に変更可能な専業兼業という所属は些細な違いでしかないです)
まぁそんな子の親はおそらくやはり自己中心的で『あれしてあげたこれしてあげた感謝せよ親孝行せよ族』かもしれないですが…。

人との距離感がやや遠い子なら特別感謝もないけど、特別不満もでないというかあまり環境について気にしてない(死別母子家庭育ちの彼がそんな感じです)つまり養育という環境の影響を受けにくい子も存在します。彼が勉強出来なくて教える母親からコーラの瓶?飛んで来ても全く気にしなかったようです。私は父に教えられもしないのに殴られた分だけ点をあげざるをえなかったですが。(うーん学歴至上主義も度が過ぎるとどうかなと…)彼は親子関係に限定すると自立心が高いタイプのようです。

ちなみに私は兼業主婦(勤め→専業農家としての本格的農作業)の子として
、彼は10歳までは専業主婦(専業主婦→勤め)の子として育ってますが、専業兼業はすご〜く関係ないと思います。
日本では出生順や血液型の性格信仰もありますが、統計差がない項目まで勝手に信じられてますし。


殴る物を投げるまぁ親が悪いと思ってましたが、一度も怒鳴られたことすらない妹を見てるとまだ私のほうがましかもと思ってます。
そもそも妹はきかない子だったから怒鳴られることすらなかった→28の時点で社会人2度目の1年目、上司のいうことをきこうとしない、仕事しない、労働基準法ガー、なんで。


子供は育てたように育ちません。小さなときは思うように言っても年をとればとるほど環境より遺伝子の影響が強くなりその人そのものになってきます。

そもそもこう育てたいと決めつけて何者かにさせようとするよりは、この子はこういう子だからというのを親も受け入れたほうがいいような気もしています。もちろんそれは子供側も親はこういう人だからと受け入れる必要がありますがね。
親子だからわかってもらえるはずと愛は盲目フィルターが一番危険かもしれません、人間同士は基本的にわかり合えない生き物というのは直系一親等の親子間でも同じです。
相手にわかってほしいではなく自分が理解しようとする姿勢でいたほうが子育てに限らず気楽で衝突回避出来る近道かもしれません。おわり