3歳児神話を考える…その二

私は産めなさそうだし産まなさそうで関係ないのだが境界例として興味があるので再度(個人的に遅くとも27で初産と思ってたので32?の今からはちょっとキツイ)
何かで見たか忘れましたが、女性というか産みの実母が育児しない国?部族?地域?があり、
だがそこでは5〜6人だか〜10人だかの固定メンバー(身内なのか失念)が子供を育てているそう。成長した子供に何の問題もないと。(心理学か精神医学またはその辺の分野の調査だった気がする)

ここでのポイントは絶対に実母である必要がない・個別の1体1である必要もない、ただ養育者が頻繁に変わるのはあまりよくないから養育者はやむを得ない場合を除き一貫したほうがいいということなのだろうと。

やや専業主婦が有利なのか?と思うかもしれないが、やはり専業主婦だから兼業主婦だからって問題ではない気がします。
今の親の親世代つまり今の60代なんかは専業主婦家庭が多かったはずなのに、今の親は凄くワガママになっていて子供を叱らない気がする…統計とってないけど目立つんですよね。親がすみませんって態度の人は子供やたらつれ回したりしないからそもそも出くわす機会は少ないだろうし。


というか専業兼業で片付くことでなく、『もうひとつのネズミの楽園実験』記事に書いたような影響というか弊害が出てる気がします。

人口爆発を経験した先進国の必然的な歪みで社会全体が治ることはないのかもしれないですが

ここで再度境界のケースを見てみます。境界の場合は境界になりやすい依存性や易興奮性などいくつかの性格項目が遺伝しますが

父方伯母を見る限り(祖母が産後乳のみ子置いてしばらく実家帰った)実母に一時的に育てられてないことにより境界にならなかったケースも存在します。
特に問題のない姑を本能的に嫌い、鬼のように悪く言う方は自分の問題点が全く把握できてないので難しいと思いますが、境界の実母より普通の姑ということもあるでしょうね。まぁ私は残念なことに実母も祖母も境界でしたが

悪い育て方というか問題のある育て方は遺伝子的に危険因子(という言い方はよくないのですが)があってはじめて発動します。

統合失調症なども統合失調症になりやすい何からの因子を持っていると猫の糞などに含まれるトキソプラズマなどの影響をうけやすいのですが、(多分)
因子がなければあまり関係ないようです。では因子がなければまずい育て方をしてよいのか?倫理的には違いますね。

自分がされて嫌だった育児・教育方法を基本的にしない程度でいいんじゃないかと思うのですが、親子でも嫌に感じる基準は異なることも頭に入れておくべきです。

私がアダルトチルドレン毒親理論が嫌いなのは遺伝的要素を完全無視して育て方という環境論しか見ないからです。実際はどちらも影響しあうのです。