不倫を科学する〜婚姻制度の目的も考える

今年はこういう報道が絶えないので…。個人的には知らない人ばかりで育休で遊んでた議員以外はあんまり見てないけど(あれは国の金で女遊びなのでグズ過ぎて注目しました)

哺乳類はヒトも含めメスがオスを選ぶ生き物です。政治的背景や男性の手前立てる配慮や実際の個々の事例は別として。

男性が女性を選ぶ基準は女性ホルモンが高い=妊娠しやすさの一点のみですが(詳しく説明するとくびれてて顔が童顔が理想なのは生物学的な進化論的な根拠があるようです、気になる方は書籍「美人の正体」または「身も蓋もない精神医学の話・寝椅子の下」の検索結果をご覧下さい)くびれ(正確に言うとウエストとヒップの比率)は無意識に1秒以内で判断されてるそうです…((((;゜Д゜)))しかも目が不自由な方も比率が0.7を選べるそうで…なんかそこまでくると恐いものがあります。

そして若い女性が好まれるのは産むかどうかは別としてこれからいっぱい産む機会があるからなんです、単純に。男性がエロイからではありません。

話は脱線しましたが、女性が男性を選ぶ際には2つの相反する基準があります。この2つを満たす男性はゼロではないが全人類の0.00…1%以下ではないでしょうか。知らないけど。

ひとつめは男性ホルモン量が高く単純に生殖能力が高いが父親には向かないタイプ(生殖能力が高いからこそ数をばら蒔く戦略になりやすい、つまり浮気しやすい)
もうひとつめは結婚・父親向きのタイプ。忍耐強く優しさを兼ね備えていてイクメンとまでいかなくても子煩悩で思いやりを持った行動が多く、『女性は愛されたほうが幸せ』なのもこのタイプの男性の場合に限ります、多分。(前者の生殖能力が高い男性に愛されるには女性側も上の上の特上くらいの美貌と若さがある場合のみ希望が持てそうだとか何とか)

もちろん後者も生殖能力が一般的な程度で、どちらも子供が作れますが、女性の生物本能として欲しいのは前者の遺伝子だそうです。利己的な個体ほど生存に有利なわけで当たり前かもしれません…。

ですが普段から浮気していたら疑われてしまうので排卵日だけ前者の男性に惹かれるよう遺伝子レベルで組み込まれています。
【もっとも人間的な部分を司る前頭前野がしっかりしていて、倫理観や貞操概念で抑えが効く女性が大半だと思いますが。】

イギリスの調査で父と子が生物学的に親子でないのが1%あるそうです。これを多いとみるか少ないとみるかは人によるでしょう…。

男性の処女や若い子好きも結局は他人の子を養育させられるリスクを減らすためのもので本能から来てるので仕方ない事といえるかもしれません。

男性も女性もそれぞれ一番利益につながる行動をとっているに過ぎなくそこにいい悪いはありません。倫理観や人情の問題はあるでしょうが。

ちなみに 子供の神経発達知的能力発達に重要な役割を果たす長鎖多価不飽和脂肪酸の供給にとって
母親の下半身が太っているのはポジティブな影響を示し、上半身が太っていることはネガティブな影響を示したそうで
子供の頭脳は母親の頭の良さではなくウエストとヒップの比率の影響のほうが大きいかもしれません。
下半身太りで悩む女性には朗報かもしれません

最も今はDNA鑑定も一般人が利用できる価格で普及してますから不倫する既婚女性も減ってきてはいると思いますが、それでも遺伝子に組み込まれた行動が強く出る個体は絶えないのではないでしょうか、今後淘汰されるにしろ。

なぜ不倫がなくならないかは人間という存在は高等生物でも優れているわけでもなく、犬猫と変わらない生物の一種に過ぎないからでしょうね。

なので結婚という制度は実は今までは男性に有利な点が多かったと思います。(他人の子を養育するリスクを減らすというための制度ではと私は思ってます。現在はDNA鑑定があるから婚姻制度の役割は低下してそうですが)
男性社会で女性のみに有利な制度を男性が作るとは思えませんし(通姦罪などレイプされても女性側が罰せられる法律も過去に存在してましたから)

結論になってないけど世の中は複雑で難しい。