急に自分の不幸の横並び欲求に対する反省

3/24,2016
ネイバーで派遣時給\5,000(※薬剤師)記事を読む。
茨城県ですら薬剤師パートアルバイトが\2,000~/1h
派遣は元々特殊技能を生かす働き方だったから合ってる訳でもあるが、「中高年ブラック派遣」と合わせて考えるなら

裏を返すと薬剤師のように長期的に必要な職種のはずのものでも30歳までしか雇いたくないってこと?

もし女性薬剤師を正社員として雇い育児休暇分手当を払うならば、実質使い捨て派遣のほうが人件費的に浮いて特ということなの?また子育て離れた頃に年を取れば直接雇用の優位性に傾くのを利用してパートという形で雇えばいいしみたいな?
人までもが商品化される社会って本当に疲れるし大多数は幸せになりにくいと思う。私の深読みのひねくれ思考過ぎであって欲しい。

しかもこの派遣時給高騰にあやかれるのは、一部の特殊技能者限定。
(私も接客販売系で派遣いったけど10年位前の21歳位で\1,100~\1,300、直接雇用のほうが色々楽だからバイト残留、今は店時代ないが)

年功序列や終身雇用がなくなり実力評価も中途半端なシステムだと皆損するし、世代間対立が増すだけで【本当の実力評価なら降格システムの会社が少ないのは変だと思う、利益アップ解雇が多い感じ】

リストラ可能性高い中高年とか(リストラされたわけじゃないが中高年ブラック派遣の著者とか)特殊技能がない派遣で働いてた当時の私とか「ほとんどの人が公平に損をする?」のを日本って好む。

好むというより、多数派の周りに流され争いを勝手に始める実は隠れ好戦的な面があると思う。
はてなブログでその昔この心理や現象を「不幸の横並び欲求」と命名してた人、本当に天才だと思った。

何かの本で「生活保護以下の最低賃金を上げろ」じゃなく「生活保護の支給額を下げろ」になると結局みんな損をするのに気づいてないとか読んだけど、普段報道機関をマスゴミ呼ばわりする人も、こういう報道受給者側を叩きがち。

生活保護以下の最低賃金を上げろ」って報道も出来るのに、そういう報道をしない報道機関の意図を見る前に「不幸の横並び欲求」が発動するのかも。

まぁ私もそういうところあるけど、日本人って私を含め「他人の不幸は蜜の味」が巡り巡って自分に来るって考えられる人が少ないと思う。因果応報という言葉も他人の不幸にしか主に遣われない傾向が高いし。

私もネットの田舎叩きを読んでから「保育園問題はどーせ田舎嫌という感情だけで田舎から都会に出てった元々江戸っ子じゃない人達が作った問題でもあるじゃん」って思ってたから反省しなきゃなぁ。