「アダルトチルドレン」「ボダ被害」の罠

アダルトチルドレン(関連:共依存・恋愛依存・毒親愛着障害・あたり)

アダルトチルドレンは当初最低限アル依存の元で育った子供だったはずなのに定義も拡大解釈され過ぎて通俗心理学の枠でビジネス化されています。

医療ではないし、誰にでも当てはまるわけですから治るも何もない無意味な定義です。占いと同じとまで書いた心理学本や

むしろアダルトチルドレン境界性人格障害と同義と理解している精神科医もいます。

ネットの書き込みなどは「アダルトチルドレン」になりたがり群れて傷のなめあいばかりで解決しない井戸端会議で
解決に直接結び付く「境界性人格障害の治療」は受けようとしませんし、自分がボダの自覚すらありませんし、「アダルトチルドレンはボダのタゲになりやすい」とまで書いてある無茶苦茶なサイトまであります。

もし精神科医の見解が正しければボダと自称アダルトチルドレン(つまり似た者同士の同族嫌悪の犬猿の仲)がトラブってるだけになります。

たぶんあなたが被害にあったはずの加害者のボダさんも「私はACで心優しいからボダ被害に遭った」と思ってるかもしれません

お互い投影性同一視という心の働きが働くとたぶん上記みたいになります。(イソップ物語の橋と犬がわかりやすいかな)

犬は肉をくわえルンルン橋を渡ります。犬は橋の下にいる肉をくわえた弱そうで間抜けそうな犬の肉も自分のものにしようと吠えたら肉がポチャンと水面へ。

つまり自分で自分に嫌悪出来ないから自分の悪い部分を他人に移し変えて他者嫌悪するということです。

犬は肉を落とせば気づくかもしれないけど「ボダ被害」は水面に写った自分ではなく、いずれ関係が壊れ離れる他人なので半永久的に気づかないかもしれません。

少なくとも私の両親がそうでした。離婚したけどお互いに被害者で相手が全面的に悪いと思ってます(母は今は少しマシになったけど会社で同じ50代の境界っぽい人ともめたし、その前にも20代の境界っぽい人ともめて愚痴きいてた時に被害者認識しかなかった。冷静に聞くとお互い様なだけ。)

境界っぽい人を引き寄せるのは必ず境界っぽい人です。全ての生き物は似た者同士で類別交配しますし「類は友を呼ぶ」といいます

ボダが職場にいても巻き込まれない人は最後まで全く巻き込まれません。自他の線引きがしっかりしていて「所詮自分には無関係」と無意識・意識問わず認識出来ているからでしょうか。

「ボダに手を貸した優しいアダルトチルドレン」 じゃなく、「自他の線引きが出来てない救済者コンプレックスがあり認知の歪みが大きい未自覚未治療の境界性人格障害かそれに準ずるもの」かもしれないですよ。

まあ根拠も統計もない話なので引き続き「ボダ被害の心優しき善人」を延々ネットに書き込み続ける選択肢もありますし、自分の身を振り返る選択肢もあります。

もしここまで読んで下さった方がいらしたら、私はこの文章が境界性人格障害の投影性同一視や認知の歪みや思い込みや勘違いなのを祈ります。が、一理ある話だとも思います。

人は見たいものを見、聞きたいものを聞き、信じたいものを信じる生き物だから真実はわかりません。