境界的な意味で社会全体が白黒二極化してきた気がする

世の中で白黒ハッキリつけれるのは書類上の特に法律関係のみなのに、なんか本当にどちらか片方だけに偏ってる気がする。

物の値段も付加価値で高級か最安値、生活スタイルもゴミ屋敷かスマホのみのミニマリスト、とか。個人の思考回路も中道的な人が少ない。

現実世界から曖昧なグレーゾーンが減っていってる。2002年9月20日第1版第1刷発行「境界例の治療ポイント/平井孝男」から引用させて頂く

境界例的傾向は、昔から人間に背負わされていた宿命みたいな気がしますが、現代のような欲望と幻想をかきたて消費を煽る情報洪水社会・管理社会・少子化社会になると、ますますその傾向は強くなってくるようです。国民全体に境界例的特徴を知ってもらう必要があると思います。」

「誰でもボーダーの芽を持っている」岡野憲一郎

物事や人に対する徹底的な批判・異常なまでの全崇拝っていうか。

前に雪見さんのブログ(名前挙げてすみません、ご迷惑かもしれないので予めお詫び申し上げます)の物の値段の二極化論が書いてあったけど

値段だけじゃなくて、誰もその値段で妥当なのか考えてない的なことが書いてあったような

資本主義で特に新自由主義だと二極化で仕方ないのは判るけど、人々が求めてるものがアイボリーやライトグレーではなく、
本当に透明なまでの白さか、色として認識出来ないほどの黒ではなく闇と認識しやすいモノな気がする。
チャコールグレーや白黒ギンガムチェック、白黒ストライプやしまうま柄ではいけないのだろうか。

人間の認識だけが分かりやすく二極化しても、世の中のほとんどのことは「どちらの言い分も一理ある曖昧なグレーゾーンで甲乙つけれないし」であることは変わらないと思う。
極論だが120%悪いのは通り魔殺人罪だけでは。

曖昧さに耐える余裕がないのか、時代が分かりやすいものを求めてるのか、人類の脳機は既に絶頂期を迎え能低下してるだけなのか知らないが。

世の中には「うやむやでなぁなぁ」が必要だと思う。「知らぬが仏」って言うし。ハッキリわからないほうがいいこともあるんだよね。

ふたつにキレイに線引きしたら実際は(線的な意味で)ボーダーライン上に属してることが多いと思う。偏差値も平均身長もどちらとも言えないゾーンの人間が一番多く、

飛び抜けていい悪い人間は割合が限られてくるから。


親族が711経営してて、私自身はFMと711スタッフやったことある(過去形)。彼氏はフランチャイズCVS店の社員合わせて10年位か。私の好みとしてはなんかダサいFMが好きだ。

店が増えすぎた弊害はスタッフが集まらないことにも直結する。15年前私が高校生だった時の店の在籍スタッフは少ない時で20人、多くて30人弱

これが数年前で1店舗在籍スタッフは12名とかになる。客の奪い合いよりスタッフの奪い合いのほうが壮絶なのだ。

彼が店長やってた店の在籍が6人とかで彼が27hシフトとかになってた。じゃないとどの時間も2人置けないどころか無人になってしまう。でも閉めれない。

24h契約だと安くなったり、もしくは24h契約しか選択肢がないため、何が何でも店を開けなければいけなくなってしまう。

(駅ナカや病院内などは特性上閉店出来るんだけどね)

私が一番びっくりしたのが、頭数ギリギリでインフルエンザ病欠が出た時に本社のSV(711だけは何故かFCと呼ぶ)がレジ打ちさせられていたことだった(そりゃ本社の人間だから出来る訓練受けてるんだけど、オープンヘルプ以外で現場に立つことはまずない)

私の彼ではない店長が「そりゃそれくらいやってもらいましたよ」って言ってた。だって強盗後の現場検証以外、何が何でも臨時休業を認めない契約だからこそ

本社の中では確かに下のほうにあたるSV(711だけは何故かFCと呼ぶ)がレジ打ちさせられるほど店舗在籍スタッフが集まらないくらい

コンビニを建てすぎているということに。
ちなみに私は二度とこのコンビニ店員だけはやらないし、親族見てても経営はやりたくない(繁盛してるが発注は店舗からしか出来ないため毎日店に事務作業しにきている)

ただのバイトでも帰ろうとしたら次時間帯が来なくて延長、帰ったら電話来て出れないかの繰り返しでただのバイトでも24h神経も気も休まらない。

SVも1店舗に1人じゃないから絶対に昼間は店に2人いないとセンター便(弁当)が出せない。

今のままだと経営がギリギリの日商40万に全国平均が下がっても本社が出店ストップかけないと思う。じゃないと右肩上がりに成長出来ないし、不況にコンビニが強いのは本社側だけだから間違えてもオーナーになっちゃだめ。

コンビニに関わるなら資産家で土地持ってるなら土地貸すだけにしておくべし。絶対運営に関わってはいけないしバイトするなら学生か主婦だけにしといて本業でやってはだめだ。