ネットに蔓延るCVS本社暴露の真実は?

2016,03,17記入
結論は半分本当で半分嘘です。負債を抱えて暴露本などを書いた人にとっては本当ですし(リアルで負債抱え一時飛んだオーナーも、契約更新しなかったオーナーも見ました)

私の親族のように開店から2度目の契約更新を迎え複数店抱えてる人達にとっては良くも悪くも店が人生と化してます。
(他人に任せてゆっくりのんびりしてるオーナーさんも中にはいますけどね。)

儲かって来てもCVS日商10万違うとスタッフはきついです。料金支払だけの一時のはね上がりではない場合、客単価1000円に満たない会計の積み重ねですから相当な客数をさばきます。つまりスタッフを上手く使えないと直ぐ辞められて、また求人広告費が必要になります。
またコンビニの特性上スタバのような意識高いバイトは居ませんし、来ません。

80万越えると店の中が回りにくくなり運営に支障が出始めます。店舗面積はあの狭さですから売上が良ければよいというものでもないのです。70万代前半くらいが利益もそこそこ高く頭数を大幅に増やさず安定して運営出来る日商の上限だと個人的に思います。

この繁盛か涙かの明暗を分けるのはオーナーの商才や立地ではなく「運」です。

たまたま上手くいってる店も道路開発等で交通の流れが変わると打撃を受けたり、何の前触れなしに店が流行らなくなったり、飲食店などの他業種に客が流れたり、いくら工夫して頑張っても単に運がなかったりって違いしかないです。(運がない話ばっかりじゃねぇかオイ)

あとは廃棄はある程度許容する精神があるかどうかが重要です。(経費を気にし廃棄を極端に少なくすると一時的に利益は増えます。が、店に品物が少ない時間帯が多くなり、間もなく客足や売上が減り利益も下がり...という悪循環にはまって上記の更新しなかった経過を辿ったオーナーも見ています。)
なので廃棄は多過ぎても少な過ぎてもやはりNGなのです。ほどほどが一番難しいですがね。


なので本社だけのせいにしても仕方ないんです。本社従業員でも下のほうのSVはFC加盟店スタッフと同じように遣われ過ぎてますし。庇うつもりはないですが、全店直営店出店なら今のように数は増やせず、勢いも無かったのを思い出して欲しいとも思います。

ちなみに今からどうしてもやりたいならセブンならATM使用料全てオーナー取り分で電気代も本社負担などと圧倒的有利さがあるとこにしたほうがいいかもしれませんが、ただ規約が一番厳しいのも契約によってはマージンがきついのもセブンですし、後から来ていきなり繁盛はしません。店が出来たのが地域全体に認知されるのに最低1年と言われています。

実はデイリーヤマザキじゃないほうのYショップこと「ヤマザキショップ」は売上に対するマージン徴収制でなく固定看板料で山崎パンさえ並べておけば後は比較的緩くて、安易そうに見えます。客足が少なくとも潰れない本事業や本商売の人脈があればこその話でセブン以上に厳しいですが。
そこそこ繁盛してうまくいってるリアルYショップをひとつだけ知っています。

ちなみにセブンは店舗移転が多くて潰れたと思われても実は近くの新しいほうが同じオーナーの店である率も高いです。

つまり理由はわからないけど、なかなかオーナーを辞めれないことの裏返しでもあります。うま味があって辞めれないのか、契約があるから仕方ないのかまでは店によってなので一概に言えません。