やっぱアドラー理論は問題だ。商業心理学だから。その3くらい。

相変わらずアドラー本人が書いた本は読んでおらず弟子ウルフの「どうしたら幸せになれるか」みたいなやつしか読んでません。読み返すこともなさそうだと判断し本は既に手元にないです。
私は必ず本を読むときに青蛍光ペンでマーカーをひきますが、ほとんど線を引かなかった本でした。ぼんやりと思い出して書きます。

フロイト批判。もう死んじゃったけどフロイトさんはMRIさえない時代に当てずっぽうで無意識概念を発掘しました。知らないけど。ちなみに境界例治療において精神分析から派生して派生して派生した(知らないし適当だけど)
カーンバーグによる転移焦点化精神療法は統計で効果が証明されました。(こば心療医院の寝椅子の下パーソナリティー障害編コラムより)
アドラー派閥の人たちはなぜやらないのでしょうか。統計はとったけど結果が良くなかったから発表しないのかな?というかフロイトはもともと神経細胞が云々がやりたかった人ですが機材がなくて時代的に出来なかったんですよ。(知らないし適当だけど)
精神分析境界例を発見したのもあってどっちかと言えば私はフロイト派です。私ボダだし。

あと何が書いてあったか思い出せないレベル。記述を読むと境界例っぽい感じだけど神経症認定された症例が出てくる。
とりあえず神経症批判。批判はいいけど神経症境界例も患者は現存します。精神論以外の治療法をお願いします。批判しか出来ないなら神経症に関しては黙っててください。

って思った。アドラーフロイトに相当なコンプレックス抱えてたと思う。日本で出た本にもいちいちねちねちフロイト批判。弟子にそこまで指導したのか?器のちっちぇー人だな…。まぁ私もだが。あぁ同族嫌悪か。
あと覚えてる分には友達と継続して付き合うには時に電話して相手の話を聞けばいいとか。そんなん当たり前やん。

アドラー書籍の問題点。1)理論は凄いですが効果が科学的な方法で証明されてません。また信者っぽいひとやアフィリエイターが強引に勧めているので、周りとの調和を気にする標準的日本人には害もあります。
2)またこんなの長々と書かなくても精神論なら「竹槍でB29に勝てるんだからやれ」「肉体がなくなっても大和魂さえあれば勝てる」この一言で済みます。よく考えると言ってることは戦時中精神論と何ら変わりません。ちなみに勝てないことはいうまでもありません。

3)北風と太陽というイソップ寓話がありますが、私に言わせたらアドラーは北風です。人は厳しい精神論だけでは癒されないし回復しないのですyo.患者という名の旅人は北風の前では着込み太陽の前で服を脱ぎましたね。北風が何か、太陽が何かも人によって違うでしょうがね。(相変わらずスピリチュアル、自己啓発セミナー、新興宗教は否定派です。心じゃなく財布が軽くなるから。)

また某嫌われる勇気では引きこもりを叩いてた?らしいですが引きこもりのなかには統合失調症もいるだろうし社会不安障害などもいるはずです。引きこもりの臨床経験がないんだったら黙っててください。

漢方薬が保険効くのは実際は西洋薬と成分が変わらないものも普通にあるからです。それなら万人に効きますよね。体質改善効果は知らないけど。
アドラー心理学は保険適用にはなりません。万人には効かないから商業心理学として稼げる時に稼いで安価な本を短いスパンで出版しまたしばらく水面下に戻るでしょう。知らないし言い過ぎたけど一理あります。だけど本屋で立ち読みした某岸見さんではない某アドラー関連本は悪くなかったような…。

最後にアドラー系列全て批判したので別の方法を提示します。前回と同じですが認知行動療法弁証法的行動療法を進めます。精神論ではなく患者が生きやすくなる効果がある厳しさです。一冊あたりは高いけど次々と新作が出ませんし。

または女性限定らしいですがタイレノールで心の痛みが軽減されるそうなので市販でも手に入るタイレノールを勧めます。ただし他人の痛みにも鈍感になりますが。
あとは湯船につかる入浴と暖かい飲み物ですかね。高血圧でなければ害は少なそうです。
身体の状態はメンタルに影響しますから。(もちろんアドラーじゃなく行動主義者リネハンの考えですが)
子供向け童話からでも学べることはあります。(幼い頃散々読みました)人魚姫は一般的には教訓めいてませんが恋は盲目であり、信念を曲げずに貫く姿勢は時に身を滅ぼすということを勝手に学びました。
アドラー心理学を盲信し身を滅ぼすような人が出ないことを祈りつつ締めます。

ただ人魚姫は王子の幸せが自分の幸せと感じて、愛するひとを殺すくらいなら自分が泡になる…と思ったのかもしれません。それはそれでひとつの生き方だし人魚姫の気持ちもわかります。だけどアドラー系列はなんかわかりたくない。